どの学校や地域やサポートグループでも、大歓迎を受けた「布ナプキン」。
昨年には2つのプライマリースクール(小学校)では、
紹介だけでなく実際に布ナプキンの製作指導も行った。
対象は約30名の女子生徒。
1人で15分あれば出来る事前準備を怠ると当日は所要時間が5倍程に膨れ上がり、
これをエイズ講座とあわせて実施すると、少なくても計4時間はかかってしまうということで、さすがに心が折れてこの講座は2回で終了した。
その後に続く巡回授業では、布ナプキンについては紹介だけになった。
経費も掛からずかわいくて、どこの学校でも大人気の「布ナプキン普及活動」だったのだが、
実はこれまでに唯一きっぱりとお断りされた施設があった。
「マダム、うちには支援が十分行き届いていて、
アメリカからの支援による使い捨てナプキンもいっぱいあります。
それよりも私たちに宿泊施設を建設してください。」
ここを運営している所長も、
ここに支援しているアメリカの団体も、
ここに布ナプキンを紹介しようとした私も、
多分誰も悪くない。
支援の在り方について、これには色々考えさせられた。
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