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2011年9月29日木曜日

日本人ふれあい祭り。

先週の土曜日、ナイロビで行われた『日本人ふれあい祭り』に参加した。
その日はKESTES(ケニア奨学金制度)として『KESTESカフェ』というブースを出す予定だったので、
前夜からカフェで販売するロールケーキやクッキーやコーヒーなどを準備した。

私はロールケーキ担当。
そのために集まったメンバーは午後8時から悠長に鍋を囲んで絞めの雑炊を食べた後、
なんとなくダラダラし奇跡的に午後11時過ぎからやっとの思いでロールケーキ作りをはじめた。
たった8本ほどの針金から作られている泡だて器で卵20個と分量の小麦粉をツノが立つまで一気に混ぜる作業。
かなりしんどくて、高校の頃一瞬夢見たパティシエにならなくて本当によかったと思いつつ、
腕がはち切れそうになりながら5人の泡立てリレーで何とかツノを立てた。

腕がプルプル震える中、5人の間に生まれた連帯感と夜中1時過ぎの達成感。
その後、4本分のロールケーキの生地を焼き、続いて泡立て始めた生クリームが腐っていることに
何人かが気付き始めてようやく終了した。
しかし、何人かは「生クリームって、こんなもんだったでしょ。レアチーズみたいでおいしいじゃん。」と主張してくる。
そのため、何度も何度も皆でベロベロ味見。

いや、腐ってるけど完全に・・・。つーか、黄色い・・・。てか、チーズって言うてもてるやん。

普段のケニア生活で普通の生クリームに出会えることはまずない。
酔っていたこともあるが、ケニア生活が長くなるということは、こうなることでもあるのかと再認識。

翌朝に何とか新鮮な生クリームを買うことができ、フカフカの生地でクリームとバナナをロールして販売に間に合わせた。
らっしゃい!
美人ヨーコ先生の力作と美人マリ隊員の達筆
ケニアは美人隊員ばかりです
















会場に行ってみると「日本人ふれあい祭り」とは、日本とケニアとのふれあいではなく、ケニア在住の日本人同士がふれあう祭りだったようで、会場となった日本人学校の敷地の中にはNGOや大使館、旅行会社や日本人学校の教職員などありとあらゆる分野の日本人がこれでもか~!!というほど溢れていた。
しかし、この中で学校や就職などの長い年月を過ごすとなると、狭いコミュニティだなぁとも感じる。

ともあれ、私もケニアに一年以上いるだけあって、「どこかで見た顔だけど思い出せない・・・。誰だったっけ?」という瞬間と数多くふれあうお祭りとなった。

たこやきにおでんに、クリームコロッケに、お弁当に、生!ビールに、水羊羹に、カレーに、ハヤシライスに・・・・。
会場で主婦の方たちが手作り販売していた日本食はどれもケタ違いに美味く、多くの協力隊員が感動を押さえきれずに、多くの店の売上げに貢献したようである。
同じ日本人同士、「あったらいいな。」が通じる感覚。やはり国際結婚は無理だ。

KESTESのブースで催した先輩隊員のサファリガイド王(by テレビ東京『TVチャンピオン!』)による動物講座&ちびっ子動物クイズ、Tシャツの販売も大盛況でカフェと合わせて合計20,000Kshを超える売上げを記録して終了。


動物講座の様子
繁盛している様子
赤ちょうちんの下でダンスも楽しく踊れて、いい祭りだった。


ダンスチームYAMATO


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