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2011年7月15日金曜日

都会っ子。

さて昨日、2週間ぶりに我が家に戻った。

先週から続くキャラバンも残り2日間。

念のためキャラバンで訪問する学校に前日ということで

『明日の朝の10時に行かせていただきます。』という確認の電話をした。

そしたら『あ~、明日も、あさっても、8年生の生徒は1日中試験だから無理だわ。』との答えが返ってきた。

???!

2週間前に先生に質問したときは『試験とはかぶらないから大丈夫だ。』と太鼓判を押されていたのに~~。

しかも念を押して2人の先生に聞いたのに~~。


と嘆いていても始まらないということで、学校に直行!

8年生(中学2年生)がダメなら7年生(中学1年生)でどうかと交渉したところ

『ノープロブレム!!』

『ノープロブレムなんか~い!!』と、驚くほどすんなりと受け入れてもらい何とか本日を迎えた。

終わるまで何が起こるかわからない。

それが、ここケニア。


さて、今回のキャラバンの中では唯一リフトバレー地方に位置するナイバシャでの授業。

『あなたは20歳です。大好きな恋人が出来たら何がしたいかな?』

との質問に、

『相手の性器に触れたい』
『毎日ディープキスがしたい』
『セックスがしたい』
『駆け落ちしたい』
『学校を退学したい』
『すぐに子供を作りたい』

と、女子グループが間髪入れず答えてくれた。

駆け落ちしたい旨を発表している女子

早熟というか、突き抜けとるがな。

中学1年生って、恋におぼれたい年頃でしたっけ?


妄想力抜群ですね。


彼女たちが描いた20歳には、一体何が起きたのか!?

何からの逃避?何への反抗?

膨らむ妄想への妄想・・・。

きっとドラマの見過ぎでしょうけども・・・。


しかし、今まで出なかった意見から地域による差が感じられたことは興味深かった。

そしてまた先生たちが見守る中で生徒自身が萎縮せずに思ったことを発表できる環境も新鮮に映った。

この環境は、この学校の先生たちの今までの積み重ねがあってのもの。



色んなやり取りの中で、少し都会の雰囲気を感じた今日の授業。

ナイロビの生徒だったら、何て答えるかな?

毎回授業はラジオ体操から!
体も心もストレッチして準備はバッチリ!
最近やっている唯一の運動・・・・。
教えた日本語などメモっている生徒。

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