Translate

2010年11月15日月曜日

ソーラン節。

ようやく解禁となった。

といっても、カニの話ではなく・・・。食べたい・・・。
赴任して3ヶ月が経過し、任地外への移動がJICAルール上で解禁となった。

といっても、これまでイベントやナイロビ会議などで何度か移動してきたが
これからは同期隊員のお宅訪問なども公式に認められる。

多くの同期が生活するマラリアの原因となるハマダラ蚊生息地への移動も可能になった。
今回マラリアに罹ってしまったという前フリではないのでご心配なく。

ということで、早速この土曜日にはナイバシャからマタツで2時間のところにあるナロクという町までいってきた。
マサイ族の住む町、ナロク。サファリで有名なマサイマラ国立公園にも近いところである。

マサイ族特有のカラフルな布をまとい、耳に大きな穴を開け、こん棒を持ち、多くの家畜を放牧しているマサイ族をナロクが近づくにつれ多く目にした。

途中でクラクションが何度も鳴り、目を覚ますと子供のキリンが道の真ん中で立ち往生していた。
走ってサバンナに去っていくキリンを見ていると、もう珍しいキリンというよりもただ首の長い馬というような感覚で、あまりにも普通にキリンがいた光景に驚く。

今回の目的はサッカー大会&HIV活動イベントへの参加である。
日本人チームを含める4チームがトーナメント方式でサッカーの試合を4ゲームやる合間にHIVの簡易検査をやったり、日本を紹介するパフォーマンスを披露するというイベントで、先輩隊員と同期隊員が企画運営してくれた。
ボランティア、JICA専門家を含めて、集まった日本人は約30人。
私たちの同期隊員は一番多い11人が参加した。

ということで同期隊員でソーラン節を披露した。UFOも踊れるが、今回はソーラン節。

教師生活8年の間、生徒が踊る素晴らしいソーラン節を文化祭で毎年何十回と見てきたが、実は今だかつて一度も踊ったことがないソーラン節。振り付けのひとつすら踊ったことがなかった。

今回は紹介程度にということで、事前の打ち合わせもほどほどにあやふなまま踊ることになったが、自分の不出来は置いといて結果的にはとても楽しい時間となった。

日本で踊ったことがないソーラン節を、ケニアで踊る私。

超暇であればご覧になって、探して、笑ってください。

見所①スワヒリ語のDJが炸裂しているところ。
見所②踊る配置につくなり冗談半分で足元の石をどけ始める私に、皆もつられるところ。
見所③途中、ケニア人からの拍手が沸き起こり皆とても恥ずかしそうにしているところ。

アンコールを断ったのは、いうまでもない。
ちゃんと踊れていなかったのに、大腿四頭筋の筋肉痛がまだ取れず、
ここ2日間は患者より遅い速度で病院内を歩いている。
はい、残念。


ともかく、イベントにHIV簡易検査を組み込む際の工夫や効率化など参考になることも多く、エイズ対策の仲間と話すことも出来てたくさんの収穫があるイベントだった。

0 件のコメント: