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2010年10月16日土曜日

入院病棟。

アフリカ全体とケニア国内の「貧困」「死因」の現状を知っておこうと思い、

「貧困」「死因」の検索ワードで検索した。

トップに出てきたのは、アフリカではなく

日本の貧困と自殺についての記事だった。

日本語で検索したせいもあるが、日本の貧困について述べたいくつもの記事が並んでいる。

そして死因について、現在日本は自殺について異常事態に陥っているという記事。
12年も連続して、年間3万人を超える人が日本のどこかで自ら命を絶っている。
平均すると今日1日で約90人。判明しているだけの数字。


これは高校の保健の授業で毎年話してきた内容である。
自殺については、また書きたい。


今日は、入院患者の病棟の問診について行った。
結核などの感染症を患っていない人々は2人でベッドを共有していた。
日本なら無菌室で治療できるはずの人も大部屋にいる。
両足のスネの骨が半分以上むき出しになった人が消毒をしていた。
骨の周りの筋肉は教科書で見た通り真っ赤だった。

私が外食するときはいつも食べ物に一目散にたかるハエが、
見たことのない数で食べ物を素通りして人間の身体にたかっている。


直視することと、顔をゆがめないことをずっと意識していたように思う。
平然を装って、時より患者に笑顔も見せながら。




生きるって、なんだろうか。


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